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真珠湾:裏切りのわけ

これも真珠湾攻撃の謀略説の1つでフランクリンルーズベルトの政府内部の共産主義と世界政府設立に共鳴するものがアメリカの戦争参加を実現するために真珠湾攻撃を日本に行なわせた。

 

This article is one of conspiracy series of Pearl Harbor . The inner circle of Frankrin Roosevelt administration who sympathetic to Comminism and Creating World Government plot Pearl Harbor in order to U.S.A entering the War.

 

真珠湾:裏切りのわけ

 

  2008年 12月4日
  ジェームスパーロフ(James Perloff)
 
  真珠湾に関しては様々な解釈がある。まず初めに言っとくことは映画”パールハーバー”の制作者ジェリー  ブラックヘイマーはたくさんある明白な証拠をいとも簡単に否定している。
 
  次の見方はフランクリンルーズベルト大統領、ジョージ.C.マーシャル、海軍大臣のハロルドスタークは  警告を受け取り情報は把握していたが、なぜかハワイに警告することを忘れるヘマをやってしまった。し  かしながら謀略の証拠はいたるところにある。これはFDR自身の言葉を引用して言えば「政治には偶然に  起ったということはまずない、深く調べればそれらはなんらかの意図に基づいて謀られていたことがわか  るだろう」。
 
  3番目は、現在では多くの人が知っているように、FDR, マーシャル元帥、スターク海軍長官が攻撃を前  もって知りながら米国が専制主義体制に対抗してWWIIに参加しようとあえて知らないふりをした。この  見方は評判の高い歴史ストーリーを放送しているケーブルチャネルが”真珠湾の生け贄”というドキュメン  タリーでも放送している。
 
  このストーリーの根拠はFDRはヒットラーの快進撃’を止めるために自国の戦艦を犠牲にした。もし止め  なければドイツと日本がヨーロッパとアジアを制し次はアメリカを狙い、そして世界を制覇するだろう。  その時ヒットラーがニューヨークを行進するのを見なければならないだろう。又FDRはヒットラーの収容  所で苦しんでいる人達を深く憂いていた。日本の攻撃を見逃すだけで米国は結束しルーズベルトの崇高な  目的を支持させることができる。
 
  しかしながらこのストーリーもすべては説明できてない。延びきったドイツ軍が英国の侵略を諦めること  は考えられた、ドイツ軍が英国の海峡を陸海から攻略さえできないのにまして大西洋を通して米国を攻撃  できるわけない。チャールズリンドバーグが真珠湾の前に言っていた「このアメリカ攻略の話しに惑わさ  れるな……とか強い軍隊は船で海を渡る事が出来るとか…砲弾が我が国の海岸から届く範囲内にあえて海  軍を送る国はいるわけはない。この外国侵略の被害妄想感を言いふらすのは止めてもらいたいものだ」
 
 ルーズベルトが独裁主義を反対していたためとかナチの収容所の犠牲者を非常に憂慮していたのが動機に  なったという見方は彼がソ連の独裁者のスターリンを支持していたことと矛盾している。
 スターリンはヒットラーと同じで世界的な侵略者だ。1939年のポーランド侵略ーWWIIの引き金となっ たー実はソ連とドイツの両国の示し合わせた謀略にもとずいた侵略だったことを憶えているはずだ。
 1939-1940年スターリンはフィンランドを攻め、リスアニア、ラチィビアそしてエストニアを占領 しルーマニアの一部をソ連領に割譲した。さらにスターリンはヒットラーと同様に自国民を何百万人も殺戮 したーウクライナ(1932-1933)集団殺戮だけでも約600万人にものぼる。これにも関わらず  FDRは議会の承認を通さずスターリンに物質食料の援助の為の借款供与の形で194 1年に与えた、その 額は遂には110億ドル(現在の1000億ドル)にのぼった。
  先の大統領のハーバートフーバーは「我国のソ連への援助は後世の歴史に大きな笑い話として残るだろう  と言ってやった。この2人の独裁者を力の尽きる迄戦わせるべきだとも言った。我国の援助は共産主義を  世界中に広めることになるだろうとも言った。結果は私の言った通りに成ってしまった。」 と回顧し   た。
 
 本当の理由
 
 真珠湾には4つ目の推測がある、そして証明する事実には矛盾していない。それはFDR政府内部の共産主義 や世界主義に共感する者達の影響によるものである。前海軍長官のフランクノックスは言う「あらゆる種類 の主義主張をするものがルーズベルトを支持した。これは自然なことだ。共産主義も専制主義も彼の信条と 必ずしも異を唱えるものではないという見方ー民主主義という名のもとでこれまでこの国で行われてきた個 人主義は理想的でないし望まれたものでもない。」
 
 大統領に最も近いといわれる側近はハリーホプキンスで特別にホワイトハウスに住んでいる。最近公表され たべノナ文献(1940年代のソ連のメッセージを米国が解読したもの)によるとホプキンスはソ連の秘密 情報の収集に協力していた。著書”KGB:Inside Story”によると前KGBだったオレグゴーデブスキィはホプ キンスは有力なスパイの情報源だったと認めている。1952年に出版された兵器の貸与係だったジョージ レイシージョーダンが著書の”メージャージョーダンの日記から”を読んだ人はこのことに驚かないだろう。 著者と他の数人からの証言があるようにホプキンスはロシアへの貸与物品の出荷の認可に甘かったしソ連に 核物質を供与し又原子爆弾の設計図を盗み渡した。
 
 ずっと前のソ連のスパイが暴露された国務省のアルガーヒスはソ連のスターリンに一連にわたる妥協を許し たヤルタ会談ではルーズベルトの右腕として働いていた。
 
 ハリーデクサーホワイト大統領の経済補佐官として勤務していたがFBIと国会議事録にはソ連のスパイと記 されている。ホワイトは秘密情報をソ連に渡していただけでなく敗戦後のドイツの貨幣を造幣する紙、イン クとプリント原盤まで与えていた。
 
 陸軍の司令長官だったジョージマーシャルの共産主義へ共鳴してたことはジョセフマッカーシが長期間にわ たり追求し歴史的にはマッカーシーの追求が正しかったことが著書(1951)”America’s Retreat from    Victory”に詳しく述べられている。中国市民戦争の最中にマーシャルが毛沢東を援助したことは数多くの左 翼活動に見られる1つの例である。
 彼の有名な1941年の12月7日の”乗馬”のため真珠湾への知らせが遅れたという理由は1943年に米 国のソ連大使のマキィシムリトビノフによって書かれたアーサーアプハム法王の自伝によって嘘だったこと が暴露された。リトビノフは1941年の12月7日の朝にワシントンを訪れたーソ連の追加援助を要求す るには最適な日は偶然のためかー法王によれば大使はその日の朝マーシャル元帥と会っていた。
 
  ホプキンス、ヒス、ホワイト、マーシャルはルーズベルト政府において知られているほんの一部のソ連の 協力者、教唆者である。
 FDRの日本にたいして最も厳しい処置だった石油の全面禁輸、パナマ運河の日本商船への通行封鎖は194 1年の7月に行なわれた。1941年6月22日ドイツはソ連侵攻を開始しソ連は壊滅的打撃を受けた。ス ターリンの最も恐れた事は日本がAXISのメンバーとして東から攻めてくることだった。もしこの作戦が実 行されたら、加えて米国からの110億ドルの援助がなかったら、ソ連は多分共産主義もろとも崩壊してい たろう。 
  
 1941年の7月ルーズベルト政府のソ連への協力者はスターリンと同様にパニックに陥ったことは容易に 想像出来る、そして大統領に日本を怒らす大胆な政策を取る事を示唆したことであろう。
 ルーズベルトの経済封鎖はイギリスとオランダ、米国によって以降続いた。これによって日本はロシアから 目をそらし、禁輸で影響を受けた石油とゴムを獲得するため東南アジアへ向かっていったのである。
 
 国際社会
 
 最後に国際経済支持者の仮面を冠った資本家が共産主義者を助けた事を忘れてはならない。米国の国際経済 支持者の主流派は外国協議会(CFR、Private Council of Foreign Relation)であり何十年にも亘り各省庁の 指導者を担っていた。いつでも資金が潤沢していて影響力のあるCFRは米国が第一次世界大戦世界の後に設 立された国際連盟加盟を拒んだ代償として1921年にニューヨークで設立された。第2次世界大戦へ向か う様相になると米国の参加を促すよう動きだしたー平和的な意味というよりも世界政府設立の理由からであ る。ー  世界第2次大戦中、CFRは秘密の”戦争と平和プロジェクト”を通じて米国政府に近づくことに成功 た。
 
 CFRは国連の名付親であり最初に国連、世界政府の組織作りの為、IMF、世界共通の貨幣を作り、そして  マーシャル計画、欧州と米国の礎石、の組織作りに加わった事は知られていない。これらの組織作りを行な う案はサンフランシスコで開かれた国連創設会議、ブリテンウッド会議、有名なジョージマーシャルのハー バード大学での演説、で紹介され立案されたがこれは秘密裏にCFRの生み出した産物であった。
 CFRを運営している自由世界を夢見る者達やルーズベルト政府内の共産主義協力者達にとって理想社会を目 指すためには真珠湾はそんなに大きくない代償だったわけである。
 
 共産主義と世界政府主義の謀議の理論はほとんどの人にとって意外だろうが発見された事実と証拠からは矛 盾していない。指導者は誇り高い目的というだけで我が国の艦船を撃沈させたり何千人もの国民を殺させた りはしない。
 もしルーズベルトとマーシャルがそれほど高貴な心があれば何故ハワイへ最期の警告を送らなかったのか、 さすれば日本軍が攻撃してきた時将兵は少なくとも武器を持って戦うことができた。何故戦争に勝利した後
 随分時間が立っているのにキメル将軍とショート将軍の汚名を回復しようとしないのだ。そして残虐で理不 尽なAXIS連合を倒すために日本を怒らす事が必要ならばなぜ同様に暴力的で攻撃的な独裁主義のスターリ ンを怒らせなかったのか。

 原文へのリンクー

Pearl Harbor: Motives Behind the Betrayal